立民入党の米山隆一議員 過去の衆院選で旧統一教会関連団体と関わり

旧統一教会との関わりをめぐり、立憲民主党は、9月27日に入党した米山隆一衆議院議員が2009年に行われた衆議院選挙で新潟5区から立候補した際、関連団体の数人を選挙スタッフのボランティアとして受け入れたほか、関連団体の事務所で選挙演説を行っていたことが判明したと4日、発表しました。

立憲民主党の国会議員で旧統一教会と何らかの関わりが確認されたのはこれで17人になりました。

岡田幹事長は、記者会見で「米山氏が当時、自民党の公認候補として立候補していたとはいえ、現在は立憲民主党の議員なので、調査結果に加えることにした」と述べました。

米山隆一衆議院議員 9月に入党したばかり

去年の衆議院選挙で新潟5区から無所属で立候補して当選した米山隆一衆議院議員は、9月27日、立憲民主党に入党しました。

米山氏は、新潟県知事などを経て、去年10月の衆議院選挙で新潟5区から無所属で立候補して初当選し、国会では無所属のまま立憲民主党の会派に入って活動してきました。

米山氏は、野党の共闘に向けて本格的な活動を進めたいとして立憲民主党に入党届を提出し、27日、党の常任幹事会で認められました。

米山氏は常任幹事会であいさつし「皆さんと力を合わせて政府の問題点を追及し、来年春の統一地方選挙での勝利や政権交代を実現するために全力を尽くしていきたい」と述べました。

岡田幹事長は記者会見で「非常に優秀で、パワフルな発信をしており、大いに党の力になってもらえると期待している」と述べていました。