細田衆院議長と旧統一教会 会合出席指摘も調査対象に含まれず

細田衆議院議長と旧統一教会との関係が指摘されていることから、野党側は、来週の臨時国会召集前に説明責任を果たすよう求めています。
自民党執行部からも説明を求める声が出ていて、今後の細田議長の対応が焦点となる見通しです。

細田衆議院議長をめぐっては、これまでに旧統一教会の関連団体の会合に出席していたことなどが指摘されていますが、自民党が党所属議員に行った調査では衆参両院の議長は対象に含まれていませんでした。

このため、立憲民主党の泉代表は「対象外でよいと思っていない国民が大多数ではないか」と述べ、来週予定される臨時国会召集前に、説明責任を果たすべきだという考えを示しました。
9月28日開かれる衆議院議院運営委員会の理事会でも、野党側は細田議長に関係を明らかにするよう求める方針です。

一方、自民党執行部からも、臨時国会を円滑にスタートさせるため、細田議長みずからが速やかに調査し、結果を公表すべきだという声が出ています。
また、細田議長の出身派閥、安倍派の幹部に、具体的な対応を促す動きもあることから、今後の細田議長の対応が焦点となる見通しです。