加藤厚労相 “旧統一教会関連団体との関係 きっちりと整理”

旧統一教会との関係をめぐって、加藤厚生労働大臣は、関連団体に懇親会の会費を支払っていたことなどを改めて説明したうえで、政治不信を招いていることなども踏まえ、今後は関係を持たないようにする考えを強調しました。

衆議院厚生労働委員会の閉会中審査で、立憲民主党と共産党は、加藤厚生労働大臣に対し、新型コロナの感染の第7波への対応に加え、これまでの旧統一教会との関係についてもただしました。

加藤大臣は、平成26年と平成28年に関連団体に、懇親会の会費として1万5000円ずつ、合わせて3万円を支払っていたことや、平成30年に開かれたイベントに祝電を送っていたことを改めて説明しました。

そして「懇親会には秘書が会費を持参して支払った。事務所の判断だが、どこまで旧統一教会と関係があったのかを意識していたかは、さだかではない」と述べました。

そのうえで「国民から疑念が持たれ、政治に対する不信を招いていることに対し、至らない点があったと考えている。今後、団体との関係をきっちりと整理していきたい」と強調しました。