立憲民主党が参院選総括 執行部刷新すべきか意見分かれる

参議院選挙で議席を減らした立憲民主党の両院議員懇談会が開かれ、執行部を刷新すべきかどうかをめぐって意見が分かれました。続投の意向を示している泉代表は、来週、党の立て直し策を提示する考えを明らかにしました。

立憲民主党は、議席を減らした参議院選挙の総括に向けて7月25日午後、両院議員懇談会を開き、90人余りの議員が出席しました。

冒頭、泉代表は「大変厳しい選挙結果となったことについて、おわび申し上げる。党の再生に向けて前を向いて取り組んでいきたい」と述べました。

これに対し出席者からは「党がなくなるかもしれないという危機感はあるのか」などと、執行部の責任を指摘し人事の刷新を求める声の一方「責任は議員一人一人にある」などとして、執行部を代える必要はないという意見も出ました。

これを受けて泉代表は「意見を踏まえて、党の体制を強化していきたい」と述べ、来週もう一度、両院議員懇談会を開いて、党の立て直し策を盛り込んだ参議院選挙の総括案を提示する考えを示しました。