GX担当大臣とスタートアップ担当大臣新設へ 岸田首相

岸田総理大臣は、脱炭素化を進めるため、「GX=グリーントランスフォーメーション実行推進担当大臣」と、スタートアップ企業育成の司令塔となる担当大臣を新設する意向を明らかにしました。

岸田総理大臣は7月22日夜、長野県軽井沢町で開かれた経団連の会合で講演し「GX=グリーントランスフォーメーションを実行していくことで日本の経済・社会・産業構造を転換していく」と述べました。

そのうえで「GX実行推進担当大臣」を新設し、27日に実行会議の初会合を開くことを明らかにしました。

またスタートアップ企業について「年末までに、5年で10倍増を視野に、5か年計画を策定する」と述べるとともに、そうした企業育成の司令塔となる「スタートアップ担当大臣」を置く意向も示しました。

「GX実行推進担当大臣」は萩生田経済産業大臣が、「スタートアップ担当大臣」は山際経済再生担当大臣が、それぞれ兼務する方向で調整が進められています。