長野県知事選挙 3人が立候補 投票日は8月7日

任期満了に伴う長野県知事選挙が7月21日告示され、現職と新人のあわせて3人が立候補しました。

長野県知事選挙に立候補したのは、届け出順に、いずれも無所属で、
新人で元福祉施設職員の草間重男氏(72)
共産党が推薦する新人で元上田市議会議員の金井忠一氏(72)
現職の阿部守一氏(61)
のあわせて3人です。

草間候補は「『ウクライナ戦争』が始まり、非人道的な兵器、地雷が埋められている。それに対して県などは黙ったままで、これはまずい」と訴えました。

金井候補は「リニア中央新幹線の工事は即刻中止すべきだ。この4年間で現状は一変した。生活環境は破壊、自然環境は破壊、猛烈なものだ。県政を転換し、温かい県政に変えなければいけない」と訴えました。

阿部候補は「新型コロナや災害、物価高騰などで暗いムードが漂っているが、こうした危機を克服して、明るい信州を作っていきたい。そのために、まず産業振興や働き方改革を行い、豊かな社会を作り上げたい」と訴えました。

選挙戦では、現職の3期12年にわたる県政運営の評価や、物価高騰や新型コロナの影響を受ける県内経済の活性化策、それにリニア中央新幹線の工事の進め方などをめぐって論戦が交わされる見通しです。

投票日は8月7日で、即日開票されます。