自民党茂木幹事長“参院選 自公で改選議席過半数目指したい”

6月22日に公示される参議院選挙をめぐり、自民党の茂木幹事長は、自民・公明両党で、参議院全体の過半数を維持するのが勝敗ラインだとしたうえで、それを上回る目標として、改選議席の過半数となる63議席の確保も目指したいという考えを示しました。

参議院選挙について、自民・公明両党は、非改選の議席も合わせて、参議院全体の過半数を維持したいとしていて、今回の選挙では、両党で56議席の獲得が必要となります。

これについて自民党の茂木幹事長は、報道各社のインタビューで「勝敗ラインはこれまで申し上げているとおり、与党で過半数だ。そのうえで、与党で改選議席の過半数の獲得も含めて、1議席でも多く積み上げていきたい」と述べ、自民・公明両党で改選議席の過半数となる63議席の確保も目指したいという考えを示しました。

また、茂木氏は、憲法改正の時期について「選挙後、できるだけ早いタイミングでの憲法改正原案の発議を目指したい。主要な政党でスケジュール感を共有し、早期に改正を実現したい」と述べました。

一方、自民・公明両党と政策協議を進めている国民民主党との関係について「国難とも言える状況の中、今後も重要政策の方向性について一致点を見いだしていきたい」と述べました。