ロシアの駆逐艦やフリゲート艦 沖縄海域通過 北海道でも確認

ロシア海軍の駆逐艦やフリゲート艦など5隻が6月19日午後、沖縄本島と宮古島の間の海域を通過し、太平洋から東シナ海に入ったのを海上自衛隊の艦艇や哨戒機が確認しました。

5隻はいずれも6月15日に北海道の襟裳岬の南東沖で確認され、その後、千葉県沖や伊豆諸島付近を航行していて、日本列島をほぼ半周した形です。

ロシア国防省は6月、太平洋で40隻以上の艦艇など参加する大規模な演習を行うと発表していて、防衛省関係者によりますと、5隻はこの演習に参加していたとみられるということです。

防衛省は航行の目的を分析するとともに警戒・監視を続けています。

磯崎官房副長官「警戒監視活動に万全を」

磯崎官房副長官は記者会見で「ロシア軍の活動については、海上自衛隊が警戒監視や情報収集を実施するとともに、わが国周辺区域におけるロシア側の活動全般に対して、関心の表明を行っている。引き続きロシア軍の関連動向について注視するとともに、わが国周辺区海域での警戒監視活動に万全を期したい」と述べました。

ロシア通信社 “演習の一環” 伝える

ロシアのインターファクス通信は20日、太平洋艦隊の報道担当者の話として、フィリピン海と東シナ海の海域で行っている対空防衛や仮想敵の潜水艦の捜索などを目的とした演習の一環だと伝えました。
この報道担当者によりますと、演習はあらかじめ計画されていたものだということです。