長編アニメ特化の国際映画祭 来年から新潟で開催へ

来年から新潟市で、長編のアニメーション映画にこだわった、新しいアニメの国際映画祭が開催されることとなり、審査委員長を務める映画監督の押井守さんらが意気込みを語りました。

これは5月23日、実行委員会が東京都内で会見を開いて発表しました。

この「新潟国際アニメーション映画祭」は、上映時間が40分以上の長編アニメ映画作品に特化した国際映画祭として来年から新潟市で毎年、開催される予定だということで、期間中、世界中から集められた25本から35本が上映されるということです。

また作品の出来栄えを競うコンペティション部門では、ネット配信用のアニメ作品やテレビシリーズの劇場版など、これまで映画祭などであまり注目されてこなかった作品も対象にするということで、第1回の審査委員長は日本を代表するアニメ映画監督の1人、押井守さんが務めるということです。

会見に出席した押井監督は「娯楽作品にこだわって長編作品のコンペティションに特化した映画祭はこれまでなかった。制作会社の規模や監督の評判を無視して、情熱を感じられる作品を選びたい」と意気込みを語りました。

「新潟国際アニメーション映画祭」は、来年3月17日から22日まで開催される予定です。