徳川家康の生誕地である愛知県岡崎市では、多くの観光客が訪れて駐車場が不足するおそれがあることから、家庭や会社の空き駐車場と車を停めたい観光客をマッチングする新たな取り組みを始めました。

愛知県岡崎市は、来年から始まる大河ドラマ「どうする家康」の主人公、徳川家康の生誕地です。
このため岡崎市では、県内外から多くの観光客が訪れ、駐車場が不足するおそれがあるとして、新たな駐車場の確保策に乗り出しました。

具体的には、中部電力のグループ会社と協力して専用ウェブサイトで市内の家庭や会社から空きの駐車場を募ります。
そして、車を停めたい観光客がサイトで希望する日時や場所などを入力すると、空いている駐車場が検索され、予約できる仕組みです。
利用は有料だということです。

岡崎市によりますと、これまでも祭りや花火大会などのイベントで駐車場が不足し、周辺の国道で渋滞が発生したこともあったということで、市では、このサイトによって観光客の利便性向上につなげたいとしています。