首相“参院選へ勢い継続を” 参院石川選挙区補選の勝利受け

24日の参議院石川選挙区の補欠選挙で自民党の前の議員が当選したことを受けて、岸田総理大臣は25日開かれた党の役員会で、夏の参議院選挙での勝利に向けて勢いを継続させたいとして、結束して準備にあたるよう指示しました。

この中で岸田総理大臣は、24日行われた参議院石川選挙区の補欠選挙で自民党の前の議員が当選したことについて「参議院選挙の前哨戦で、大きな支持をいただき、勝利することができた。この勢いのまま夏の決戦に臨んでいきたい」と述べました。

そのうえで役員会に先立って、みずからを本部長とする参議院選挙の戦略策定本部の初会合が開かれたことに触れ「大型連休が終われば公示まで50日を切る。党幹部の連絡を密にしながら、一致団結して、それぞれの持ち場で全力を尽くしてほしい」と指示しました。

また今週末からの大型連休について「3年ぶりに新型コロナ対策の緊急事態宣言などがない大型連休となるが、引き続き警戒が重要だ。ワクチン接種の促進や積極的な検査の活用、感染対策の徹底を呼びかけていく」と述べました。

一方、岸田総理大臣は大型連休の期間中に、東南アジアやヨーロッパへの訪問を調整していると明らかにしました。