ペーパーレス化促進 会議録などの「官報」ネット閲覧へ 衆議院

ペーパーレス化を促進しようと、衆議院は次の国会から、本会議の会議録などを紙で配付するのをやめて、インターネットでの閲覧に切り替えることになりました。

国会改革の一環として、衆議院はペーパーレス化を進めていて、3年前から議員の質問主意書と政府の答弁書を紙で議員に配付するのをとりやめています。

そして今回、本会議や委員会の会議録や法律や政令の公布などを知らせる「官報」についても、次の国会から紙での配付をやめ、インターネットでの閲覧に切り替えることになり、7日の本会議で関連する規則の改正が全会一致で決まりました。

ただ「官報」は、希望する議員がいれば配布するということで、衆議院事務局では年間でおよそ9700万円の経費削減を見込んでいます。

参議院では、すでに同様の規則改正が行われ、取り組みが進められています。