4月から成人年齢が18歳に引き下げられるのを前に、三重県と県内の高校生が成人として知っておきたいことをまとめた動画を制作し、さまざまな契約ができるようになる一方、契約の際はしっかり調べて慎重に判断するよう呼びかけています。

動画は、4月1日施行の改正民法で成人となる年齢が18歳に引き下げられ、18歳の人たちを取り巻く状況が大きく変わることから、三重県と高校生が協力して制作しました。

動画では、四日市西高校の演劇部の生徒が、保護者の同意を得なくても携帯電話やクレジットカード、それにアパートなどの契約ができることをわかりやすく説明しています。

全国大会などで活躍する三重高校のダンス部の生徒は、軽快なダンスとともに契約の際には慎重に判断することや、困った時には三重県消費生活センターなどにつながる電話番号「188」に連絡して相談するよう呼びかけています。

動画は三重県の公式ユーチューブで公開され、県消費生活センターは、「動画を通じて18歳からできることを確認してもらうとともに、リスクもあることを考えてほしい。また困ったことやトラブルがあれば、迷わず相談してほしい」と話しています。