大阪・関西万博 ロシアの参加
「情勢注視し判断」万博担当相

若宮万博担当大臣は、4日閣議のあとの記者会見で「ロシアによるウクライナへの侵攻・侵略は、まさに力による一方的な現状変更の試みで、国際秩序の根幹を揺るがす行為であり明白な国際法違反だ。国際秩序の根幹を守りぬくために国際社会と結束をして、日本としても毅然と行動していく」と述べました。

そのうえで、すでにロシアが参加を表明している2025年の大阪・関西万博について「ロシアの参加は情勢を注視し、関係機関ともしっかりと協議をしながら政府として適切に判断していきたい」と述べました。

また若宮大臣は、新たに大阪・関西万博にベルギー、ガンビア、スリランカ、赤道ギニア、セントビンセント、パキスタン、マダガスカル、ラトビアの8か国から参加の表明があったことを明らかにしました。

これにより、大阪・関西万博への参加の表明は、86の国と6の国際機関となりました。