長崎県知事選 当選の大石氏
「全国で一番の長崎県に」

20日投票が行われた長崎県知事選挙で初めての当選を果たした新人の大石賢吾氏が一夜明けた21日朝、記者団の取材に応じ、「全国で一番の長崎県にできるよう、頑張っていきたい」と意気込みを述べました。

保守分裂の構図となった長崎県知事選挙は、新人で医師の大石賢吾氏が4期目を目指した現職を500票あまりの差で破り、初めての当選を果たしました。

当選から一夜明けた21日朝、大石氏は長崎市の事務所で記者団の取材に応じ、「『これからの長崎県をよくしていく』とそれだけを考え、どうすれば一番効率よくスピード感を持ってやれるのかが大事だと思う。皆さんと連携して、多くの課題に丁寧かつ迅速に対応していかないといけないので、体制づくりからしっかりとやっていきたい」と、現在の思いを語りました。

また、39歳と、現職の知事として全国で最年少となることについては、「しっかりと有権者に選んでいただいたので、自分のやれることは年齢に関係なく全力で取り組んでいく」としたうえで、「長崎を背負って頑張っていくわけなので、ほかの都道府県に負けないように、全国で一番の長崎県にできるよう頑張りたい」と意気込みを述べました。

大石氏には今月24日に当選証書が手渡され、任期は来月2日から4年間です。