濃厚接触者待機期間の短縮
早く決断を 立民 泉代表

オミクロン株対策として、濃厚接触者に求めている待機期間の短縮を政府が検討していることについて、立憲民主党の泉代表は、国際的に見て判断が遅いとして、速やかに決断すべきだという考えを示しました。

オミクロン株対策として、濃厚接触者に求めている待機期間について、政府は、社会機能を維持するため、今の10日間から短縮し1週間前後にできないか検討しています。

これについて立憲民主党の泉代表は、記者会見で「国際的には、すでに短縮がかなり進んでおり、政府はもっと早く判断できたのではないか。医療従事者以外のエッセンシャルワーカーでも事業継続に困っているところがたくさんあるので、政府は早く決断してほしい」と求めました。

さらに「ワクチンの3回目の接種率も世界に比べて格段に低く、抗原検査キットも不足している今の状況をもってしても、岸田政権は『十分な準備期間があって、万全な体制がとれた』と言えるのかが問われている」と述べ、政府の対応の遅れを批判しました。