長氏死去に伴う知事選
来月30日に投開票 沖縄県

翁長知事の死去に伴う沖縄県知事選挙は、来月13日に告示され、30日に投票が行われることが決まりました。

沖縄のアメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設阻止を訴え、国と激しく対立してきた翁長知事は、今月8日、すい臓がんのため67歳で亡くなりました。

沖縄県選挙管理委員会は、職務代理を務める副知事から12日、翁長知事の死去が通知されたことを受け、13日に沖縄県庁で臨時の会合を開き、県知事選挙の日程を協議しました。

その結果、来月13日に告示され、30日に投票が行われて、即日開票されることが決まりました。

沖縄県知事選挙をめぐっては、翁長知事を支援してきた共産党や社民党などが後継候補の擁立に向けて調整を進める一方、知事と対立してきた自民党は宜野湾市の佐喜真淳市長の擁立を決めていて、選挙の日程が決まったことを受け、双方の動きが活発化する見通しです。