国民 玉木代表 参院選
1人区も候補者擁立目指す

来年の参議院選挙について、国民民主党の玉木代表は、議席の増加に向けて、地方組織がない地域での組織設立を急ぎ、定員が1人の1人区でも積極的に候補者の擁立を目指す考えを示しました。

国民民主党は、先の衆議院選挙で選挙前より3議席多い11議席に増やしており、玉木代表は23日の記者会見で、来年の参議院選挙について「まだ具体的な目標はないが、改選7議席から1議席でも多く積み増していきたい」と述べました。

そのうえで、定員が1人の1人区について「野党として1人区で勝つのは相当に厳しいが、候補者を立てないかぎり比例票も伸びない」と述べ、定員が複数の選挙区に加え、1人区でも積極的に候補者の擁立を目指す考えを示しました。

そして、玉木代表は、まだ党の地方組織がない地域があることから「候補者擁立となれば、足場となる県連なども必要になる。現在準備を進めている地域については、できれば来月中を目標に設立できるよう急いでいきたい」と述べました。