菅前首相 二階派などと連携
政策実現に取り組む意欲示す

自民党の菅前総理大臣は、訪問先の沖縄県で記者団に対し、みずからの政権を中枢で支えた二階派などとの連携を深め、政策実現に取り組む意欲を示しました。

沖縄県を訪れている自民党の菅前総理大臣は5日午後、国頭村で記者団の取材に応じました。

この中で、菅氏は、みずからの政権を中枢で支えた二階派などとの関係について、「2050年カーボンニュートラルの実現やデジタル、不妊治療をはじめとする少子化対策などを同志と力を合わせて実現したい」と述べ、連携を深め、政策実現に取り組む意欲を示しました。

また、沖縄の本土復帰から来年で50年となることに関連し、「官房長官や総理大臣を務め、沖縄問題の責任者としてできるものはすべて目に見える形で実現する思いで取り組んできたので、今後も一議員として沖縄問題をライフワークとしたい」と述べました。