維新 三役に40代以下の若手
共同代表に馬場伸幸氏

日本維新の会は30日、新しい共同代表に幹事長を務めてきた馬場伸幸氏を充てる一方、幹事長には、当選2回の藤田文武・衆議院議員を起用するなど、党三役にいずれも40代以下の若手を抜てきする執行部人事を決定しました。

日本維新の会は松井代表の続投が決まったことを受けて、30日、党の常任役員会を開き、新しい執行部人事を決定しました。

このうち、体調不良で辞任した片山共同代表の後任の新しい共同代表には、幹事長を務めてきた馬場伸幸氏を充てることを決めました。

また党三役では、幹事長に当選2回の藤田文武衆議院議員(40)、政務調査会長に当選1回の音喜多駿参議院議員(38)、総務会長に当選1回の柳ヶ瀬裕文参議院議員(47)が起用されました。

党3役はいずれも当選1回から2回で、40代以下の若手が抜てきされました。

新しい執行部はそろって記者会見し、馬場共同代表は「若い執行部に刷新されたので、まずは身を切る改革をはじめとする党改革を行っていく。合わせて国会で具体的な提案をしながら議論に臨んでいきたい」と述べました。

また藤田幹事長は「永田町の常識を覆すようなチャレンジ人事で、その思いに応えられるよう積極果敢にやらせていただく。改革に加え、自民党にどう対じしていくかも明確に打ちだしてやっていく」と述べました。