入国者情報の管理設計にミス
デジタル庁が改修

25日から運用が始まった、海外からの入国者の情報を管理するシステムに設計ミスが見つかり、システムに登録されたパスポートの情報や入国後の活動計画書が、一時、他の登録者から閲覧できる状態になっていたことが分かりました。

これは、牧島デジタル大臣が記者会見で明らかにしました。

それによりますと、25日午前から運用が始まった、海外から入国する時に提出を求められるパスポートの情報や、入国後の活動計画書などを、一括して提出できるシステムに設計ミスが見つかり、34人分のパスポートなどの情報が、一時、他の登録者から閲覧できる状態になっていたということです。

これを受けデジタル庁は、25日午後7時前に運用を停止して、システムの修正を行い、半日余りたった26日午前7時すぎに運用を再開したということです。

牧島大臣は記者会見で「あってはならない不具合であり、利用される受け入れ企業の方々にもご迷惑をおかけしたことをおわびを申し上げたい」と陳謝しました。