衆院選 比例代表当選者に
当選証書付与 総務省

10月31日に投票が行われた衆議院選挙の比例代表で当選した人たちに6日、総務省で当選証書が手渡されました。

衆議院選挙の比例代表は、176の議席をめぐり全国11のブロックで投票が行われました。

各党が獲得した議席は、多い順に自民党が72議席、立憲民主党が39議席、日本維新の会が25議席、公明党が23議席、共産党が9議席、国民民主党が5議席、れいわ新選組が3議席でした。

11月6日は総務省で比例代表の当選証書の付与式が行われ、中央選挙管理会の宮里猛委員長が当選者の名前を1人ずつ読み上げて、本人や代理の人に当選証書を手渡しました。

当選証書を受け取った人たちは、互いに祝いのことばを交わしたり、証書を持って記念撮影をしたりしていました。

東海ブロックで当選した自民党の宮沢博行氏は「身の引き締まる思いだ。まずはコロナ対応で岸田内閣が打ち出している事業規模に応じた支援策を形にしたい。東アジアを取り巻く厳しい安全保障環境への対処にも、4期目として責任を持って取り組みたい」と述べました。

北海道ブロックで当選した立憲民主党の大築紅葉氏は「選挙戦を駆け抜けさせてくれた皆さんの思いを受け取った気分だ。ふるさとの再生や人口問題のほか、働く女性の問題をはじめ皆が違っていいと認め合える社会の実現に向けて頑張りたい」と述べました。

衆議院選挙で当選した人たちは、11月10日に召集される特別国会から、国会での活動をスタートさせることになります。