宮城県知事選の投票用紙発送
衆院選と同日に投開票

宮城県知事選挙と県議会議員の補欠選挙の投票が、今月31日に行われるのを前に、投票用紙が仙台市内の印刷工場から各市町村に発送されました。

今月14日に告示された宮城県知事選挙は、衆議院選挙と同じ今月31日に投開票が行われます。

また、欠員に伴う県議会議員の補欠選挙も、石巻・牡鹿選挙区と多賀城・七ヶ浜選挙区で22日に告示され、31日に投開票が行われます。

仙台市若林区にある印刷工場では、21日、県選挙管理委員会の職員が立ち会う中、箱に詰められた投票用紙がトラックなど10台に積み込まれ、各市町村や区に発送されました。

21日に送られた投票用紙は、目が不自由な人のための点字のものを含め、知事選挙で155万枚余り、県議会議員補欠選挙でおよそ20万枚だということです。

衆議院選挙の投票用紙はすでに各市町村に送られたということです。

県選挙管理委員会の黒澤靖総括次長は、「1度に多くの選挙が行われることになる。国政、県政それぞれに地域の課題があると思うので、ぜひ投票所に足を運び自分の選択を票に投じてもらいたい」と話しています。

期日前投票でミス

宮城県大崎市は、鹿島台期日前投票所に、20日朝、衆議院選挙の投票に訪れた有権者1人に対し、前日に宮城県知事選挙の期日前投票を済ませたにもかかわらず、誤って再度、交付するミスがあったと発表しました。

投票用紙の交付係が「知事選投票済」の押印を見逃してしまったことなどが原因で、大崎市選挙管理委員会は「ミスを重く受け止め、再発防止に努める」としています。