スーパークレイジー君議員
「被選挙権はなかった」高裁

ことし1月に行われた埼玉県戸田市の市議会議員選挙で初当選した議員が、市内に3か月以上住んでいた実態がないことを理由に当選を無効にされたのは不当だと訴えた裁判で、東京高等裁判所は、「日常的に居住していた事実はなく、被選挙権はなかった」として、訴えを退けました。

戸田市議会のスーパークレイジー君議員(35)は、ことし1月の市議会議員選挙で初当選しましたが、市内に3か月以上住んでいた実態がないとして、県の選挙管理委員会が当選を無効とする決定をしたため、不服として決定を取り消すよう求めていました。

15日の判決で、東京高等裁判所の渡部勇次裁判長は、「戸田市内の共同住宅の部屋を友人に借りて生活の拠点にしていたというが部屋に電子レンジがあったかどうか覚えていないなど、日常的に生活していた事実はないと考えられる」と指摘しました。

そのうえで、「選挙での住所要件を満たしておらず、被選挙権はなかった」として訴えを退けました。

スーパークレイジー君議員「本当に悔しい」上告の考え示す

判決のあと会見した戸田市議会のスーパークレイジー君議員は、「本当に悔しいし、残念という気持ちが一番です。投票してくれた人が後悔しないように最後まで闘いたい」と述べ、最高裁判所に上告する考えを示しました。