中山成彬衆議院議員
政界引退を表明

かつて自民党に所属し、文部科学大臣などを歴任した中山成彬衆議院議員が、今度の衆議院選挙には立候補せず、政界を引退することを表明しました。

中山氏は12日、国会内で記者会見し「まだやるべきことはたくさんあるが、年齢的なこともあり、そろそろ引退してもいいと考えた」と述べ、衆議院選挙には立候補せず、政界を引退することを表明しました。

そして「閣僚時代、ゆとり教育の見直しを提唱し、実現することができた。子どもたちの学力向上につなげることができ、よかったと思っている」と政治活動を振り返りました。

中山氏は、宮崎県出身の78歳。

1986年の衆議院選挙で自民党から立候補して初当選し、文部科学大臣や国土交通大臣などを歴任しました。

2010年に自民党を離れたあと、旧日本維新の会などを経て、4年前の衆議院選挙では、当時の希望の党に参加して衆議院比例代表・九州ブロックから立候補し、8回目の当選を果たしました。

おととしには代表になりましたが、直後に離党者が出て、党が法律上の政党要件を失い、国会では無所属で活動を続けていました。