参議院静岡選挙区 補欠選挙
3人が立候補

岸田内閣発足後初めての国政選挙となる参議院の静岡選挙区と山口選挙区の補欠選挙が7日告示されました。10月31日に投開票が行われる見通しとなっている衆議院選挙の前哨戦となります。

参院静岡補選 3人が立候補届け出

参議院静岡選挙区の補欠選挙は、ことし6月に行われた県知事選挙に立候補した自民党の前議員の辞職に伴うものです。

立候補したのは届け出順に、いずれも新人の、
▽自民党の元静岡県御殿場市長で、公明党が推薦する若林洋平氏(49)。

▽無所属の元静岡県議会議員で立憲民主党と国民民主党が推薦する山崎真之輔氏(40)。

▽共産党の党県委員会女性・子育て部長の鈴木千佳氏(50)。

以上の3人です。

自民党は、元御殿場市長の若林氏を擁立し、公明党の推薦を受けて議席の維持を目指します。

立憲民主党と国民民主党は無所属の元県議会議員山崎氏を推薦。

共産党は党県委員会部長の鈴木氏を擁立し、三つどもえの構図です。

今回の2つの補欠選挙は、岸田内閣発足後初めての国政選挙で、投開票は10月24日に行われます。

また、選挙期間中の今月19日には衆議院選挙が公示され、補欠選挙の1週間後の31日に投開票が行われる見通しとなっていて、その前哨戦として、新型コロナウイルス対策などをめぐって論戦が交わされます。