新元号「令和」の書
一般公開 国立公文書館

おととし、新元号「令和」の発表の際、当時、官房長官だった菅総理大臣が掲げた書が、10月1日から国立公文書館で一般に公開されることになりました。

おととしの新元号の発表の際、当時、官房長官だった菅総理大臣が掲げた「令和」の書について、政府は、公文書管理法に基づいて永久保存することを決めています。

東京 千代田区にある国立公文書館では、緊急事態宣言の解除に合わせて、10月1日から、この書が一般に公開されることになり、30日、公文書管理を担当する井上万博担当大臣が視察しました。


「令和」の書は、縦40.5センチ、横30.3センチで、井上大臣は記者団に対し「実際に使われた文書を見て、その重みを感じるとともに、歴史的に重要な行政文書を末永く後世に受け継いでいくことの重要性を改めて実感した。国民の誰もが知る公文書だと思うので、見ることで歴史の重みなどを感じてほしい」と述べました。

一般公開は、10月1日から、ことし11月28日までの予定で期間中「平成」の書も合わせて展示することにしています。