立憲民主党
子どもの感染対策 緊急提言

新型コロナウイルスの子どもへの感染対策を強化する必要があるとして、立憲民主党は、児童・生徒らが、定期的にPCR検査をできる仕組みの早急な整備などを求める緊急提言を発表しました。

緊急提言は、17日、立憲民主党の枝野代表が発表しました。

提言では、▽児童・生徒らが定期的にPCR検査をできる仕組みの早急な整備とともに▽12歳以上の希望者に対するワクチンの優先接種の加速を求めています。

また、▽子どもの患者に対応できる医療機関も足りないとして、少なくとも中等症以上の場合は確実に入院できる体制の整備を急ぐべきだとしています。

さらに、▽感染の影響による子どもや家庭の負担を減らすため、学校の休校などに伴い子どもを受け入れる体制を拡充すべきだとしています。

このほか、▽リモート授業を円滑に行う体制を構築して学びの継続を支援することや、学校の休校などで仕事を休む保護者への経済支援を強化することも盛り込んでいます。

枝野氏は「学校も始まり、子どもを感染から守ることが大変重要だが、政府の対応は常に後手に回っており、迅速化を求めたい」と述べました。