池田市長選 サウナ持ち込み
前職落選 維新の新人当選

家庭用サウナを市役所に持ち込んでいた問題などをめぐって、市長が辞職したことに伴う大阪・池田市の市長選挙は、29日、投票が行われ、大阪維新の会の新人の瀧澤智子氏が、初めての当選を果たしました。

池田市長選挙の開票結果です。


▽瀧澤智子、大阪維新の会・新 当選 1万7343票。
▽渡辺千芳、無所属・新 1万3689票。
▽内藤勝、無所属・新 9282票。
▽冨田裕樹、無所属・前 2949票。

今回の市長選挙は、冨田前市長が、家庭用サウナを市役所に持ち込んでいた問題などめぐり、辞職したことに伴って行われました。

前回の市長選挙で冨田氏を推した大阪維新の会は、市政を立て直し信頼の回復につなげたいとして、今回、新人の瀧澤氏を擁立し、瀧澤氏は、再び立候補した冨田氏らほかの3人の候補を抑え、初めての当選を果たしました。
瀧澤氏は40歳。証券会社の社員などを経て池田市議会議員を務め、1期目の任期途中に辞職して、今回の市長選挙に立候補しました。

瀧澤氏は、「子育てや教育、福祉、それに、まちづくりについて、市民が過ごしやすい環境を整備していきたい。これらを、ひとつひとつ成し遂げていくことによって、信頼してもらえる市政をつくれると思う」と述べました。
全国市長会によりますと、大阪府で女性の市長は初めてだということです。