内閣府 新しい事務次官
内閣府審議官の田和宏氏

政府は27日の閣議で、内閣府の新しい事務次官に、田和宏内閣府審議官を起用する人事を決めるとともに、退任する山崎重孝事務次官を新設する皇室制度連絡調整総括官にあてることになりました。

内閣府の山崎事務次官の退任に伴って、新しい事務次官に決まった田和氏は61歳。

昭和59年に当時の経済企画庁に入り、内閣府の政策統括官などを経て、おととしから内閣府審議官を務めています。

一方、退任する山崎事務次官は、安定的な皇位継承の確保をめぐる調整などを行うため新設する、皇室制度連絡調整総括官に起用され、内閣官房参与も兼務します。

山崎氏は61歳。

昭和58年に当時の自治省に入り、総務省の自治行政局長や皇位継承式典事務局の事務局長などを歴任し、おととしから内閣府の事務次官を務めています。

田和氏の人事は9月1日付け、山崎氏の人事は9月2日付けで発令されます。