三重県知事選 新人3人立候補
9月12日投開票

三重県の鈴木知事の辞職に伴う知事選挙が、26日に告示され、新人3人が立候補しました。

三重県知事選挙に立候補したのは、届け出順に、いずれも無所属の新人で、
自民党、立憲民主党、公明党、国民民主党が推薦する元国土交通省自動車局長の一見勝之氏(58歳)。
共産党が推薦する元県議会議員の岡野恵美氏(69歳)。
建設会社社長の石川剛氏(47歳)の3人です。

一見氏は「新型コロナウイルスの危機を必ず克服して乗り越えないといけない。ワクチン接種のスピードを上げ抗体カクテル療法を広げることでコロナを抑え込みたい。それを乗り越えた時には産業振興をやりたい」と訴えました。

岡野氏は「新型コロナウイルスから命を守る県政をつくる。県民の不安を解消するためにも、誰でもどこでも気軽にPCR検査を受けられるようにする。国に追随する政治を県民が主人公の県政に切り替える」と訴えました。

石川氏は「災害対策もコロナ対策も積もりに積もった負担が大きくなり、大変なことになるという強い危機感がある。是正しないといけない」と訴えました。

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、三重県は、27日から9月12日まで、愛知県や岐阜県とともに緊急事態宣言の対象地域となります。

選挙戦では、新型コロナウイルス対策や、地域経済の活性化策、防災対策などをめぐって、論戦が行われる見通しです。

三重県知事選挙は、9月12日に投票が行われ、即日開票されます。