社民 衆院選 4議席獲得を
候補者20人擁立する方針

次の衆議院選挙に向けて社民党は30日、全国幹事長会議を開き、去年の党が分裂する前の勢力を上回る4議席獲得を目指しさらなる候補者の擁立を図るなどとした活動方針を決めました。

会議はオンラインで開かれ全国の地方組織の幹事長ら50人が参加しました。

冒頭、福島党首は菅政権の新型コロナ対応をめぐり「自民党政治では命を守れない。命と暮らしと人権を守る社民党が、勝たなければならず、総選挙での勝利に向けて全力を挙げる」とあいさつしました。

このあと会議では次の衆議院選挙に向けた活動方針を決めました。

この中では立憲民主党との合流をめぐり、去年11月に党が分裂する前の勢力を上回る4議席獲得とともに政党要件の維持に必要な比例代表の得票率2%の確保を目指すとしています。

そして掲げた目標を達成するためにすでに公認に内定している13人からさらに上積みを図り、合わせて20人を目標に候補者の擁立を図るとしていて、この方針をもとに具体的な選定作業などを急ぐことにしています。