ゴルゴ13に政府が依頼
案件は「ワクチン接種」

東京と大阪のワクチン大規模接種センターに劇画「ゴルゴ13」の主人公が描かれた看板が設置され、ネット上でも話題になっています。

新型コロナウイルスのワクチン接種をめぐり、政府は東京と大阪の大規模接種センターに26日から劇画「ゴルゴ13」の主人公が描かれた看板を設置しました。

ネット上ではさっそく話題になっています。

「殺し屋に依頼とは穏やかじゃないですねぇ」
「ゴルゴはこういう依頼受けないと思ってた」
「依頼人はKか…K?」
「おいゴルゴ、マスク!」

東京の会場を視察した河野規制改革担当大臣も「今回もゴルゴ13の力を借りました」とツイートしました。

タイトルは「Kからの依頼」

主人公は、国籍不明で寡黙な一流スナイパー。
請け負った仕事は必ず遂行します。

依頼人「K」の代理人に尋ねます。

「日本政府のたっての依頼と聞いているが……用件を聞こうか」

依頼人の代理人は「コロナに打ち勝つためワクチンを普及させてほしい」と依頼します。

そのために主人公に一肌脱いでもらいたいと。

主人公もワクチンの接種を受けました。

視察した河野大臣は記者団に対し「接種した人が看板と一緒に写真を撮影し、インスタグラムにあげたり、ツイートしたりしてもらい、接種を広めるサポートの一環になればと思う」と述べ、接種の促進につなげたいと期待を示しました。

政府は、高齢者の感染者はワクチン接種の効果もあり減少しているとしていて、あの手この手でその下の世代にもワクチン接種を進めたい考えです。