全国初 宮城県が災害保険
加入世帯に保険料を補助

宮城県は、大雨や地震といった自然災害で住宅などが被害を受けた場合に速やかな自立再建につなげてもらうため、新たに災害保険などに加入する世帯への補助を始めることになりました。県によりますと、こうした補助事業は全国で初めてだということです。

2月以降 最大震度5弱以上の地震相次ぐ

宮城県はこれから梅雨入りし、台風など大雨に警戒が必要な時期を迎えるうえ、ことし2月以降、最大震度5弱以上の地震が相次いで発生していて地震への備えも必要です。

県は大雨や地震といった自然災害で住宅などが被害を受けた場合に速やかな自立再建につなげてもらうため、新たに災害保険などに加入する世帯への補助を始めることになりました。

対象になるのは、ことし4月以降に水災補償や地震補償付きの火災保険などに新たに加入した世帯や、すでに加入している火災保険などに新たに水災補償や地震補償を付けた世帯です。

住宅への保険の場合は、初年度1年分の保険料の2分の1か3000円のいずれか低い額を補助するということです。

宮城県によりますと、こうした補助事業を都道府県が行うのは、全国で初めてだということです。