沖縄 うるま市長選
自公推薦の中村氏が初当選

来年秋に予定される沖縄県知事選挙の前哨戦の1つとして注目されたうるま市の市長選挙は、25日投票が行われ、自民・公明両党の推薦候補が、玉城知事を支える「オール沖縄」が支援した候補をやぶり、初めての当選を果たしました。

うるま市長選挙の開票結果です。

▼中村正人、無所属・新。当選。2万7597票。
▼照屋寛之、無所属・新。2万5735票。

元うるま市議会議員で自民・公明両党が推薦した中村氏が、玉城知事を支える「オール沖縄」が支援した沖縄国際大学名誉教授の照屋氏をやぶり、初めての当選を果たしました。

中村氏は「政府や自民・公明両党とともに市民1人1人の命を守るため新型コロナウイルス対策に取り組む」と述べました。

来年秋に知事選挙が予定される沖縄県では、ことし1月の宮古島市長選挙で玉城知事を支える「オール沖縄」が支援した新人が勝利し、2月の浦添市長選挙では自民・公明両党が推薦した現職が勝利しました。

県政奪還を目指す両党としては、浦添市に続く今回の勝利を反転攻勢の足がかりとしたい考えです。

沖縄県では7月に那覇市の市議会議員選挙が予定されています。