秋田県知事選 現職の
佐竹敬久氏 4回目の当選

県政の継続か刷新かが最大の争点となった秋田県知事選挙は、現職の佐竹敬久氏が4回目の当選を果たしました。

秋田県知事選挙の結果です。

▽佐竹 敬久、無所属・現。当選。23万3305票。
▽村岡 敏英、無所属・新。19万3538票。
▽相場 未来子、無所属・新。2万3679票。
▽山本 久博、無所属・新。2万617票。

公明党が推薦し、自民党秋田県連と社民党が支持した現職の佐竹氏が4回目の当選を果たしました。

佐竹氏は73歳。
秋田県の職員を経て、秋田市長を2期務めたあと、平成21年の知事選挙で初当選しました。

選挙戦は佐竹氏と元衆議院議員の村岡氏の事実上2人による争いとなり、自民党などの支援を受けた佐竹氏は3期12年の実績をアピールし、新型コロナウイルス対策など県政の継続を訴えました。

佐竹氏は「小さな声、ささやかな声を捉えて、県民に奉仕し、恩返しすることが必要だ。人生最後の4年、大好きな秋田を前に進めるために、全力で頑張りたい」と述べました。

一方、村岡氏は自民党を離党した県議会議員などの支援を受け、停滞する秋田の再起動を掲げて県政の刷新を訴えましたが及びませんでした。

今回の投票率は56.56%で、過去最低になりました。