立民“党員など2倍以上に”
目標 衆院選に向け

秋までに行われる衆議院選挙に向けて、立憲民主党は党員などを今の2倍以上の10万人に増やすことを目標に掲げ、さらなる党勢拡大を図りたい考えです。

立憲民主党は、去年9月に合流新党として結党してから半年、46の都道府県で地方組織が設立され、全国的な体制はおおむね整ったものの、党員などは4万人余りとなっています。

さらなる党勢拡大が課題となる中、秋までに行われる衆議院選挙に向けて、党員などを今の2倍以上の10万人に増やすことを目標に掲げることになりました。

党員獲得の目標を、国会議員は1人当たり300人以上、都道府県議会議員や政令市議会議員は1人当たり30人以上などと決めて、地方組織ごとに党員などの獲得に取り組む計画です。

ただ、党の支持率が伸び悩んでいるうえ、新型コロナウイルスの影響で議員の地域活動にも制約が生じており、目標達成に向けて険しさが増しています。