福岡 小川知事
原発性肺腺がんで入院延長

入院している福岡県の小川知事は、原発性肺腺がんと診断されたため、治療を続けることになり、引き続き、副知事が職務を代行することになりました。

小川知事の職務を代行する服部副知事が9日夜、臨時の記者会見を開きました。

それによりますと、小川知事は、原発性肺腺がんと診断され、入院を延長し治療を続けることになったということです。このため、来月31日まで服部副知事が職務を代行し、新型コロナウイルスや県議会への対応などにあたるとしています。

小川知事は、「しっかり治療を受けて一日も早く復帰できるよう頑張っていきたい」と話しているということです。

小川知事は、せきや息苦しさの症状で、去年12月に続き、先月下旬から福岡市内の九州大学病院に入院していました。

その後、慢性閉塞性肺疾患の急性増悪と診断されたとしていましたが、今月中旬の職務復帰を目指して、治療を続けていました。

福岡県では、新型コロナウイルスの感染拡大で病床のひっ迫が続き緊急事態宣言が延長されているほか、新年度予算案を審議する県議会が今月22日から始まることになっています。