浦添市長選 現職の松本氏が
3回目の当選

任期満了に伴う沖縄県浦添市の市長選挙は7日投票が行われ、無所属で自民党と公明党が推薦した現職の松本哲治氏が、玉城知事を支える「オール沖縄」が支援した新人を抑えて3回目の当選を果たしました。

浦添市長選挙の開票結果です。

▽松本哲治、無所属、現。当選。3万3278票。

▽伊礼悠記、無所属、新。2万2503票。

自民党と公明党の推薦を受けた現職の松本氏が、玉城知事を支える「オール沖縄」が支援した新人で元共産党市議会議員の伊礼氏を抑えて3回目の当選を果たしました。

選挙戦では、国と沖縄県が進めるアメリカ軍那覇軍港の浦添市沖への移設の是非が争点の1つとなり、松本氏が容認の立場を、伊礼氏が反対の立場を訴えました。

そして、両陣営とも、先月行われた宮古島市長選挙に続き、来年秋に予定される沖縄県知事選挙の前哨戦と位置づけて、選挙戦が展開されました。

松本氏は「まずはコロナ対策と経済対策、さらに那覇軍港の浦添移設やアメリカ軍牧港補給地区の返還などへの対応も早急に進めていきたい」と述べました。

投票率は62.98%で、前回・4年前の選挙より1.61ポイント高くなりました。