愛知 大村知事リコール署名
約83%が有効と認められず

愛知県選挙管理委員会は、大村知事のリコール=解職請求に向けて提出された署名簿を調査したところ、全体のおよそ83%が、同一人物により書かれたと疑われるなどの理由で有効と認められない署名だったと発表しました。

愛知県選挙管理委員会は、大村知事のリコールに向けた署名活動を行った団体が提出した署名簿をめぐり、不正な署名が多数あるという指摘が寄せられているなどとして、去年12月から県内の各市町村に依頼して署名簿の調査を行ってきました。

そして1日、愛知県選挙管理委員会は、提出された43万5000余りの署名のうち、有効と認められない署名が全体の83.2%にあたる36万2000余りあったと発表しました。

有効と認められなかった理由としては、
▽同一人物により書かれたと疑われる署名がおよそ90%、
▽選挙人名簿に登録されていない人の署名がおよそ48%、
などだったということです。

これについて大村知事は「署名と称するものの83%余りが有効ではないというのは驚がくだ。民主主義に対する重大な脅威で挑戦だと言わざるをえない。誰が何のためにこんなことをしたのか明らかにしてもらいたい」と述べました。

一方、署名活動を行った団体の事務局は「選挙管理委員会の調査結果を精査したうえで、3日に記者会見を開いて説明したい」としています。

また、署名活動を支援していた名古屋市の河村市長は「うちの事務所が署名の偽造に関与したとか言う人もいるが、全くない」と述べたうえで、真相を解明するため、近く刑事告発する考えを示しました。