“ベビーカー折り畳まず”
90%超「賛成」内閣府調査

内閣府の調査によりますと、電車やバスの車内などでベビーカーを折り畳まずに利用できることについて、「賛成」か「どちらかといえば賛成」と答えた人は、合わせて90%を超えました。

内閣府は、公共交通機関の利用者の意識を探るため、去年10月から11月にかけて全国の18歳以上の3000人を対象に調査を行い、67%に当たる2015人から回答を得ました。

それによりますと、電車やバスなどの車内やエレベーターで、原則としてベビーカーを折り畳まずに利用できることについて、「賛成」と答えた人は55.6%、「どちらかといえば賛成」が35.1%で、合わせて90%を超えました。

一方、「どちらかといえば反対」は6.2%、「反対」は1.8%でした。

また、ベビーカーを安心して利用できる場所を示す「ベビーカーマーク」については「見たことはないし、内容も知らなかった」という回答が42.6%と最も多く、次いで「見たことがあり、内容まで知っていた」が23.9%、「見たことはあるが、内容は知らなかった」が22.6%、「見たことはないが、内容は知っていた」が10.3%でした。

内閣府は「ベビーカーマーク」のさらなる周知を図り、子育てのしやすい環境を整えたいとしています。