沖縄 宮古島市長選
新人の座喜味氏が初当選

来年の沖縄県知事選挙の前哨戦と位置づけて現職と新人の2人が争った宮古島市の市長選挙は17日、投票が行われ、玉城知事を支える「オール沖縄」が支援した新人が初めての当選を果たしました。

沖縄県宮古島市の市長選挙の開票結果です。

▽座喜味一幸、無所属・新。当選。1万5757票。

▽下地敏彦、無所属・現。1万2975票。

新人の座喜味氏が初めての当選を果たしました。

今回の市長選挙では、自民・公明両党が下地氏を推薦したのに対し、立憲民主党や共産党などは玉城知事を支える「オール沖縄」が支援する元自民党県議会議員の座喜味氏を推薦する構図となりました。

そして、両陣営が来年秋に予定される沖縄県知事選挙の前哨戦と位置づけ、選挙戦が展開されました。

座喜味氏は「市政を刷新したいという市民の声が示された結果だと受け止めている。県と連携しながら開かれた市の運営を進めていきたい」と述べました。

投票率は65.64%で、前回・4年前を2ポイント余り下回り、過去最低となりました。

沖縄では、来月、浦添市で、4月に、うるま市で市長選挙が、また7月には那覇市で市議会議員選挙が行われる予定です。