千葉県教委 県立高校など
時差登校や部活動短縮へ

首都圏の1都3県を対象とする緊急事態宣言が発出される方針の中、千葉県教育委員会は県立高校などに対し、宣言が出されている期間、時差登校の実施や部活動の時間短縮などを求めることを決めました。

千葉県教育委員会によりますと、緊急事態宣言が出されている期間は県立高校や特別支援学校などに対して、授業を継続しながら地域や交通機関の実情に応じて時差登校を実施するよう求めるということです。

授業のうち、グループ学習やサッカーやバスケットボール、武道など接触が伴う競技や活動、それに合唱や管楽器の使用、調理実習は行わないよう呼びかけています。

また、部活動については平日の放課後、90分以内に時間を短縮したうえで、ほかの学校との試合や合同練習などは行わないとしています。

さらに、県内で4つの県立高校が今月修学旅行を計画していますが、中止や延期を判断するなど慎重に対応するよう求めています。

千葉県教育委員会は「厳しい感染状況が続いているので、理解をお願いします」と話しています。