大江戸線 通常の7割程度の
運行へ 運転士がコロナ感染

東京都は、都営地下鉄大江戸線について、運転士が新型コロナウイルスに相次いで感染した影響で、27日から通常の7割程度に減らして運行することになりました。

東京都交通局によりますと、都営地下鉄大江戸線では今月15日以降、江東区にある清澄乗務区に所属する運転士15人が新型コロナウイルスに感染していることが相次いで確認されました。

濃厚接触者とされた同僚も自宅待機となり、現在、出勤できなくなっている運転士は、清澄乗務区所属のおよそ1割にあたる21人となっています。

このため、通常の勤務体制を組むことができなくなったとして、27日から年明けの来月11日までをめどに通常の7割程度に減らして運行することになりました。

ただ、28日については、年末の仕事納めで利用者が多くなると見込まれるとして、午前7時半から8時半ごろまでの朝の通勤時間帯は通常どおり運行するということです。

その後は、運転士の回復状況を踏まえ、体制が整い次第、通常の運行に戻したいとしています。

東京都は「利用者にご不便をおかけして申し訳ない」と陳謝したうえで、詳しい運行情報は交通局のホームページや公式ツイッターなどで確認してほしいと呼びかけています。