国民民主党 代表選挙で
玉木代表を選出

国民民主党の代表選挙は、18日に国会議員らの投票が行われ、党員らの票と合わせて開票された結果、玉木代表が選出されました。

ことし9月の結党後初めてとなる国民民主党の代表選挙は、今月8日に告示され、伊藤孝恵役員室長と玉木雄一郎代表が立候補し、選挙戦が行われてきました。

投開票日の18日に東京都内で開かれた臨時党大会では、2人の最後の演説を経て、国会議員16人らによる投票が行われました。

そして党員、サポーターらの票と合わせて開票された結果、玉木氏が65ポイント、伊藤氏が26ポイントとなり、玉木氏が代表に選出されました。

玉木氏が大差で当選しましたが、16人の国会議員は玉木氏と伊藤氏にそれぞれ8人ずつ投票し、支持が割れました。

玉木氏は、衆議院香川2区選出の当選4回で51歳。
財務省を経て平成21年の衆議院選挙で初当選し、旧国民民主党時代から代表を務めてきました。

玉木氏の代表任期は2023年9月末までです。

玉木氏は選出後の記者会見で「今回のコロナ対応では政権だけでなく野党も問われる。『政策提案型』のわが党の立ち位置や、よさを発揮できる局面で、仲間と政策を練り上げて提案、発信していきたい」と述べました。