上野通子議員 無償提供の
事務所費 報告書に不記載

参議院栃木選挙区選出で自民党の上野通子議員が代表を務める政党支部が、親族から事務所を無償で提供されていたことを政治資金収支報告書に記載していなかったことが分かり、上野氏の事務所は今後、報告書を修正するとしています。

上野氏の事務所によりますと、上野氏は、母親と共同で所有していた宇都宮市内のビルの1室を事務所として使っていて、平成29年までは家賃として30万円を母親に支出していました。

しかしその後、母親の分の所有権が上野氏の娘2人に移った際に、娘に家賃を支払うと政治資金が流れていると指摘されることが懸念されるとして、家賃を支払うことはしなかったということで、事務所を無償提供されていたことになります。

政治資金規正法では、政党や政治団体の会計責任者に対し、1年間のすべての収支などを政治資金収支報告書に記載し、提出することを義務づけていて、無償提供の場合も内容を記載する必要があります。

上野氏が代表を務める「自由民主党栃木県参議院選挙区第一支部」の収支報告書には記載がなく、今回のケースでは本来、家賃に相当する金額を寄付として記載したうえで、無償提供と明記する必要があるということです。

上野氏の事務所は「ルールをしっかり確認すべきだった。今週中に修正する」としています。