大阪維新の会
吉村知事を新代表に選出

大阪維新の会の会合が開かれ、いわゆる「大阪都構想」が再び否決された責任を取って松井代表が正式に辞任し、後任に代表代行を務める吉村洋文・大阪府知事が選出されました。

大阪市内で開かれた会合では大阪市長の松井代表が、今月1日に行われた住民投票で、いわゆる「大阪都構想」が再び否決された責任を取って代表を辞任する考えを示し、了承されました。

続いて後任を決める代表選挙が行われ、代表代行を務める吉村洋文・大阪府知事が、大阪市議会議員の片山一歩氏を大差で破って新代表に選出されました。

吉村氏は「都構想は行わないという気持ちはいまも変わらない。都構想以外の手段を暗闇の中で探りながら、府市一体のワン大阪を実現していきたい」と述べました。

吉村氏の任期は令和6年11月までの4年間となります。

一方、松井氏は令和5年4月までの大阪市長の任期を全うして政界を引退する意向で、兼務する国政政党、日本維新の会の代表は次の衆議院選挙まで続けることにしています。