初鹿明博衆院議員
辞職の意向固める

女性問題をめぐって、去年、立憲民主党を離党し、無所属で活動している初鹿明博・衆議院議員は、問題の責任を取りたいとして、議員辞職する意向を固めました。

衆議院比例代表の東京ブロック選出で、当選3回の初鹿明博・衆議院議員は、5年前にタクシーの車内で、知人の女性にわいせつな行為をしたとして、去年12月に書類送検され、所属していた立憲民主党を離党しました。

初鹿氏は、先月不起訴処分になりましたが「女性に不快に思わせた点があったとすれば申し訳ない」などと謝罪していました。

こうしたなか、初鹿氏は「みずからが招いた問題で、これ以上、迷惑をかけるわけにはいかず、責任を取りたい」として、議員辞職する意向を固めました。

初鹿氏は、22日午後、国会内で記者会見を開き、辞職の意向や詳しい理由などを、みずから説明することにしています。

初鹿氏の議員辞職が、衆議院で認められれば、比例代表東京ブロックの立憲民主党の名簿から、松尾明弘氏が繰り上げ当選することになります。