民 二階幹事長
在任1498日 歴代最長に

自民党の二階幹事長は、幹事長の在任期間が8日で1498日となり、田中角栄・元総理大臣を抜いて歴代最長となりました。
安倍総理大臣の後任の自民党総裁が行う役員人事では、二階氏が続投するかどうかが焦点の1つとなります。

自民党の二階幹事長は、自転車事故で大けがをして政界を引退した谷垣・前幹事長の後任として、4年前の平成28年8月に就任し、8日で、幹事長の在任期間が1498日になります。

これにより、二階氏が政治の師と仰ぎ、幹事長を2度務めた田中角栄・元総理大臣の1497日を抜いて、歴代最長となりました。

二階氏は、去年8月に連続の在任期間が歴代最長となったのに続き、通算でも最長となりました。

二階氏は、自民党の総裁任期の延長を主導するなどして、安倍総理大臣の政権運営を支えたほか、今回の総裁選挙では、安倍総理大臣の辞任表明の翌日に菅官房長官と会談し、いち早く、みずからが率いる二階派をあげて支持の方針を打ち出しました。

菅氏は、7日の記者会見で、二階氏について、「政策を実行していくためには、政府・与党が緊密に連携することが不可欠だ。幹事長が党内をしっかりと、取りまとめていただけるので、非常に頼りになる存在だ」と述べました。

今月14日に選ばれる新しい自民党総裁が行う役員人事では、二階氏が続投するかどうかが焦点の1つとなります。