国できない技能実習生に
別職種への再就職認める

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、実習期間を終えたものの帰国できない外国人技能実習生を支援するため、出入国在留管理庁は、来月から別の職種への再就職を認めることになりました。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、実習の途中で解雇された外国人技能実習生は、ことし4月から国内の企業などに最大で1年間、再就職できるようになっています。

技能実習生への支援をさらに強化するため、出入国在留管理庁は、感染拡大の影響で、実習期間を終えたものの、帰国できない技能実習生について、来月から別の職種への再就職を認めることになりました。

また、来月1日からは、東京 四谷の「外国人在留支援センター」に14の言語に対応できる専用のフリーダイヤルを開設し、技能実習生などからの就職や在留申請手続きなどの相談を受け付けるということです。

森法務大臣は、閣議のあとの記者会見で「安心して日本に在留できる環境を構築することは大変重要であり、外国人に寄り添った支援に力を入れたい」と述べました。